あなたがすぐ始めるべき、関節トレーニングって何?

w/aging 関節トレーニング Jan 05, 2023
 

 

 

関節トレーニングの概要

 

関節トレーニングとは柔軟性をあげるだけでなく、あなたの関節がどんな位置にあっても力を発揮できるようにする運動強化システムです。動作のオプションを増やすことで、より速く、効率よく、力強く動くことができるようになります。


こうかくと難しいですよね↑

わかりやすく言うと、あなたが座って開脚のストレッチをした状態でも股関節に力を入れられますか?ということです。多くの方はもっと開脚できるようにとストレッチを頑張って柔軟性をあげようとしますが、もっと開脚した状態でトレーニングはしません。なのでせっかくの柔軟性が活かしきれませんし、それどころか怪我の原因になることもあります。

 

関節トレーニングのアプローチは、人に押してもらって動かせる関節の範囲ではなく、自分で動かせる関節の範囲内でトレーニングし、身体の基礎を作ることです。

 

 

前提条件

 

トレーニングをする際は前提条件があります。始める前にこれだけは身に付けておいてくださいねというものです。それは「動きを安全に行うために必要な能力」です。

 

正直なところ、この時代において平均的な人のライフスタイルでは、ジムで行われる大部分のエクササイズを安全に行える準備はできていません。このポジションを取ってくださいと言われ、自分でそのポジションを取ろうとするけどできない!そんな時にダンベルやプレートなどの重量を追加することは安全ではありませんよね。

 

W/Agingの関節トレーニングでは、前提条件をクリアするために準備し、それを維持しながらも、あなたの身体が可能な限り上のレベルにあがっていけるようなプログラムを用意しています。

 

 

可動域をみて怪我をしない状態かチェック!

 

W/Agingでは評価を大切にしています。どれだけ上手く関節が動かせるかを確認するためです。トレーニングの前提条件でもある「動きを安全に行うために必要な能力」をクリアしないと怪我の原因にもつながるので、まず評価で自分の動きをみてみましょう!

 

 

 

この代償が入った動き↓↓↓を見てください。肩甲骨が上にあがり、背中も丸くなっています。右側の写真は肩がたくさん動いてるように見せてるだけで、腰を反ってごまかしています。こういった動きをする人がヘビーな重りを何度も持ち上げたらどうでしょう?安全だとは言えませんよね。

 

 

 

 

まず基礎を築くことを考えると、関節をきちんとコントロールでき、そのうえで強さを発揮することを目指すことは理にかなってるということがわかるでしょう。

 

 

評価を受けたのはいつ?

 

評価をし、関節トレーニングのプログラムを受け再評価する。また別のレベルに引き上げて繰り返す。シンプルなプロセスですが、あなたが目標を達成するための道筋だと断言できます。必ず改善を感じてもらえるでしょう。

 

  1. あなたの身体がいまできることを確認
    • これが評価です。

  2. できる範囲でのプログラムを行う
    • 基礎的な関節トレーニングのプログラムを行い、その中で代償動作が出てしまう場合は少しおとしたメニューを。上手くできる場合は一歩前進したメニューを選択します。

  3. プログラムを追加し、あなたができる範囲を必要に応じて広げる
    • 評価からあなたがやらなければいけないこと、あなたの要望も踏まえてプログラムを増やしていきます。

  4. 繰り返す
    • 6~12週間のプログラムの最後に、努力の成果を再評価。これは次のレベルのプログラムに進む時の指標としても使えます。

 

ここまでシステマチックに6~12週間のプログラムを繰り返していくことは、正直多くのパーソナルトレーナーもしません。週に1,2回の60分セッションでクライアントに結果を出してもらえるようなプログラムを組もうとするからです。

 

オンラインのプログラムでは時間を気にすることなく何度も繰り返し説明を聞けます。やっぱりそのぶん理解も深まります。身体がだんだんわかってくるという感覚も味わえます。毎日時間をかけてトレーニングしていくことで、驚くほどの成果を上げられるのです。

 

 

呼吸は重要なピース

 

ふだん無意識で行っている呼吸ですが、意識的に呼吸をする時間を習慣的にとるとおどろくくらい身体が変化することが少なくありません。それだけ呼吸は関節や筋肉の動きと密接にかかわっています。

 

まずは意識的に呼吸をする時間を毎日の中につくっていきましょう。

 

予防医療と考えています

 

関節トレーニングの本当に大切な要素であり、大切にしている部分は予防です。健康な時は特に身体のことは気にすることなく過ごし、もし痛みが出たから病院へ行く。とか、手術など処置を施した後にリハビリをする。という今までの向き合い方ではなく、予防にもっと時間を割くべきです。

 

変形性関節症などの慢性疾患は、高齢になるとかなり一般的なものとなります。周りを見渡せば誰かなってるよね、というくらいに。そういう関節の慢性疾患には筋力トレーニングや毎日の動きの改善が最良の方法だと信じています。

 

関節トレーニングは関節を維持し改善するために、体系的なプログラムをつかって負荷をかけていきます。始めるのに遅すぎることも早過ぎることもありません。

 

次の質問は、では実際にどんなことをするのか?説明するのではなく、体験してもらいたいです。ここでは股関節にフォーカスして、できる限り股関節以外を動かさず、股関節の動きのみをコントロールしながら動かしてみましょう。

 

これがサンプル動画を是非ご覧下さい♪そしてこの内容だけでもやってみてください。これが少し難しい、ハードだと感じる方は今すぐ関節トレーニングを始めましょう!